先日、ハウス内の夏野菜の後片付けをし、
8月の1ヶ月間、大黒堆肥を使った土壌消毒を行います。
大黒堆肥と有機物を同時施用し
大黒堆肥に含まれる特殊菌が発酵熱を出しながら
有機物を分解することを利用した、太陽熱消毒です。
地温の上昇により雑草種子や、土壌中の菌が死滅します。
安心・安全の消毒法です!
準備するもの(10a当)
大黒堆肥(15㎏) 20~30袋
米ぬか(有機物) 100㎏
土壌消毒の方法
①大黒堆肥、米ぬかの施用後、1、2回耕します。
②水を前面にたっぷりかけ(1㎡当100L)、ビニールを被せます。
(弊社では、畝を立てマルチをしました。)
③3週間以上期間をおき(ハウスは密閉します)、
ビニールをはずし、2~3日温度を下げる期間を設け、
そのまま播種、定植します。
(弊社では、マルチをしたままにします。
土壌消毒後に、うね立てしたりすると、効果が減少します。)
温度の高い夏場に行うとより高い効果が得られます。
最適な条件下では、発酵熱は60~80℃に達します。
昨年の夏も同様の土壌消毒を行い、今年は
トマトの立ち枯れ、メロンのつる割れの軽減ができました。