今回は、農場で試験的に行っている様々な栽培方法についてご紹介します!
☆プランター栽培
ハウス内にプランターを設置し、トマトのストレス栽培を行っています。
水やりは点滴灌水です。液肥ではなく弊社のタカラコートやCaドクターなどを施肥して
水のみで管理しています。
この方法なら、手軽にストレス栽培ができてしまいます。
しかも、大黒を使えば連作も可能!
続いては、今期から試験を始めるニューフェイスです!
☆ココバッグ栽培
ヤシの殻が原料の「ココピート」を詰めたバッグを培地に使う栽培方法です。
上の写真のバッグはしぼんだ状態ですが、上に空いた穴から給水して時間をおけば
ぐんぐん中のココピートがふくらみ、栽培の準備ができます。
私もふくらむ様子を見ていましたが、朝はペラペラで板のように硬かったものが
夕方にはフカフカの培地になっていて驚きました。
バッグ自体は安価。今期より実際に栽培試験を行っていきます。
4月になれば、ココバッグに植えた作物の状況もお伝えできるかと思います。
続報をお楽しみに!
☆底面給水型水耕栽培キット
バケツ程度の大きさのポットでミニトマトを育てています。
違うのは、ポットへの給水方法。
ジョウロで土に水やりをするのは土を水に慣らすための一度だけ。
あとは下に敷いたタンクに給水すれば、
ひも状の不織布をつたって下から潅水できるんです!
この方法だと植物が必要な分だけ不織布から水を吸い上げるため、
給水量の調整が不要なんです。
小さなスペースでミニトマトが育てられ、水の管理も空になった時タンクに
つぎたすだけで簡単。
トマト栽培ビギナーの方におすすめです。